上田名物の知られていないような歴史を調べました。
★クリップ美味焼き鳥は長野県の上田市発祥のご当地グルメ。
すりおろしたニンニクが入っている醤油ベースのたれをかけて食べます。
2010年に信州上田の食文化を表現していこうと市民によって「美味だれ」と名付けられました。
「おいだれ」はもともとあった方言で、「おまえたち」という意味があります。
そこに「美味しいタレ」と後から追ってかける「追いかけるたれ」という意味を語呂合わせて「美味だれ」となったそうです。
長野県といえば信州そばというほどに、そばは長野県の代表的な郷土食です。
郷土食として根付いたのは、やはり各地でそばが栽培されてきたことにあります。
冷涼な気候や狭い土地など、米や小麦が栽培しづらい高冷地に適した農産物として育てられてきたのがそばでした。
そのはじまりを調べると、多く登場するのが山岳修験道の開祖で、奈良時代に活躍した役小角(えんのおづぬ)です。
役小角ら修行僧が携行食としていたそばの実を村人に伝え、栽培方法とともに広がったという伝説が各地に残ります。
昼夜の寒暖差が大きい長野県では、澱粉がしっかりと熟成したおいしいそばを育てることができます。
そばは、主にそば粉と水からつくられるものです。
そして茹であがったそばは冷えたたっぷりの水でぎゅっと締められます。
いまや美しい水はどこにでもあるものではありません。信州そばは、長野県の美しい風土と伝統の技があってこその伝統食です。
写真は草笛さんのおそばです!
日本で初めてジャムをつくったのは、明治10年。
東京の新宿にあった勧農局で、そのいちごジャムを試売したそうです。 企業としての始まりは、その4年後、1881年(明治14年)のことで、長野県人により缶詰のいちごジャムがつくられました。 以来、長野県はジャムづくりが盛んになりました。
上田で有名な、みすゞ飴本舗さんや、ツルヤスーパーさんで種類豊富なジャムが売られています。
長野特産のブルーベリーやあんずがおすすめです!
昭和初期から開店している富士アイス。
店名の由来である富士山は日本一を自慢しているから、そして長野県で初めてアイスクリームを売り出したことからこの名前になりました。しかし、志”まん焼きの「志」になぜ濁点がつくかはわかっていません。
今川焼きと同様の原料を用いて焼成されても形状が異なると様々な呼称があり、全国各地で同様な食品が作られています。大判焼きのように志”まん焼きもその一つです。
上田市内にはアカマツ林が多く、松茸の産地として知られています。
特に上田市の南西に位置する塩田平一帯は松茸の有名な産地で、9月中旬から11月初旬までは山の中腹に十数件の「松茸小屋」が営業します。