歴史的な街並みが並ぶ北国街道の柳町。わたしが訪れた印象は名前の通り柳が多く歴史を感じられる場所というイメージであった。ここには地酒や地ワイン、カフェやパン屋などの店舗が軒を連ねる。他県の人にもよく知られているためか多くの人が訪れていた。
生島足島神社にある長福寺を訪れてみた。長福寺は信州夢殿と呼ばれ、赤と白が基調となる八角の御堂が印象的であった。
八月某日、上田市内で行われた上田わっしょいという祭りを見に行った。当初は規模の小さい地域の催し物程度の認識であったが、実際に見物して印象がガラリと変わった。
それぞれの地区に分かれて集団で神輿を担いでいる様子はとてもエネルギッシュで熱気が直に伝わってきた。これは一度は見に行ってみて欲しい祭りの一つである。
上田駅から車で40分。私は菅平高原のスキー場を訪れた。初めてのスノーボードをやるためだ。
私の地元では雪は降ってもまったく積もらない程度なので、一面の雪景色に感動したのを覚えている。
前日に雪が降ったためか雪は新雪でいくら転んでも平気であった。初めてであったがそれなりに滑れるようになったのは嬉しかったし楽しかった。
上田ではこのような体験が身近に体験できることに羨ましさを感じた。
上田は周りを山に囲まれた盆地である。そのため降水量が少なく、夏は暑く冬は寒いという特徴がある。
私の出身地は茨城県南部であるため夏はムシムシとし冬はカラッとしている。今年から上田に住み始めて、夏の紫外線量の多さと乾燥具合いには慣れるまでに時間がかかったと感じる。
また、関東平野と違い、周りを360°山に囲まれているのは最初のころは慣れず、ずっと旅行気分であった。
このような場所で生活するのは息苦しくなるものかと思ったが案外そうでもなく、綺麗な山の自然を見ると癒される気さえしてくるのだ。