蚕産業が栄えていた上田が有名だったのは理由について探求していく。
★クリップ蚕や蛹や繭まであたりかまわずかじってしまうほど鼠の害は長年人類の暮らしを悩ませていました。
そのため、養蚕をする人々は鼠駆除の目的で実際に猫を飼ったりする一方で蚕が無事に育っていい繭を作ってくれるよう鼠除けのために猫に丸わる様々な祈願をしたとされているそうです。
蚕都上田のシンボルであるしだれ桑。皇居内御養蚕所、富岡製糸場など多くの蚕糸関連施設に植栽がみられる。また、天皇皇后両陛下は2代2度にわたり、上田地域を代表する蚕糸施設として笠原工業を訪れている。
製糸場は蚕の繭から生糸を作る工場です。昭和59年に製糸業は終了したが、構内には旧笠原組常田館製糸場時代の建物15棟が維持され、そのうちの7棟が国の重要文化財に指定されているそうです。
公開時間:10時~16時(15時30分入場まで)
公開日程:3月下旬より11月末日(期間内無休)
アクセス:上田駅から徒歩7分
常田館製糸場の5階鉄筋倉庫のギャラリーには常設ランプ展があり、かさ地蔵やかわせみ、ねこ、サックスなど様々な和紙のランプシェードを見ることが出来ます。
かつて日本の蚕種・製糸業をリードした上田の玄関口らしく、上田駅のエントランス前には、故中村直人画伯から贈られた「蚕神像」が飾られている。