地域探求のまとめ
今回、情報通信文化論の研究のために上田市の映画館について調査した。調べるにあたって、インターネットで検索したり、図書館に行き資料を探したり、実際に現地に足を運ぶことを行った。
調べていて一番に感じたのは、どの資料からも同じくらの情報しか得られないということである。探している情報がかなり古いということが原因か、元となる一次資料が極めて少ない。図書の資料であれインターネット上の記事であれ、元の資料が少ないことから、同じ資料から情報を得ざるを得ない。そのため、どの資料からも同様の情報しか得られないという結果になったのでは無いかと考えられる。
だが、あくまでこれは歴史などを調べる時限定の話であり、現在を知りたい場合はと感じた。なぜなら、インターネット上の記事や図書は、過去に誰かが投稿したものが残っていく物である。故に、誰かが更新しなければ、新しい情報は投稿されない。現在のことを知りたい場合は、インターネットや図書に頼るのではなく、直接現地に赴くことが一番情報を得られるということを学んだ。
上田市の映画館を調べていて学んだことは、時代に合わせて変化することの必要性である。上田映劇は、100年以上の時を経て現在も残っているものである。上田映劇の歴史を見ると、開館当初は芝居などを主に扱っていたが、途中で映画に切り替えていた。そして、その映画というコンテンツで上田映劇が満員になるほど売り上げることに成功している。映画館で映画をみるという人が減少してからは、映画のロケ地としての機能を新たに加えたことにより、現在も建物が残されていると思われる。これらのことから、時代の変化に合わせて出来る事を増やす或いは変更することが、生き残るために必要なことだと感じた。
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投稿者 | たくたこ |
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