戦時版の新聞③「プロパガンダ映画」とまとめ
映画までもプロパガンダとして利用されていたことが分かる記事である。
イギリス領インドの青年を日本人(岡倉天心等)が助けるといった内容であると書かれている。
実際の人物までもプロパガンダ映画で使われていたことに驚いた。
岡倉天心の「東洋は一つ」という言葉を都合よく解釈し、戦争に利用したように感じる。
参考サイト
【戦後75年】戦時中の中部日本新聞をPDFで読んでみよう
2023年1月31日閲覧
▼この資料は以下から参照できます。
『中部日本戦時版』「東洋は一つなり 映画物語『ベンガルの嵐』」(昭和19年7月23日)
まとめ
戦時中の新聞や書籍を調べ、情報の影響力の強さを再認識した。
新聞やラジオ、映画等によって、当時の日本人は偏った思想に誘導されていたのだと考察できる。
情報媒体が限られていた戦時中とは異なり、現代は数多くの情報媒体が利用できる。
しかし、情報媒体が多いからこそ他者の偏った情報を受け取り、自分自身も気づかないうちに偏った思想に誘導されているかもしれない。
一次資料に触れ、自分自身で考察する力や情報の取捨選択をする力を身につける重要性を改めて考えるきっかけになった。
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投稿者 | 水色 |
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