生島足島神社には、甲斐から信濃へ版図を広げた戦国大名の武田信玄とその家臣達の起請文が数多く残されている。
起請文とは、主君に対して家臣が忠節を神仏に誓って尽くすことを決意表明した文書である。
基本的に、主君を裏切らないことや他国と勝手に文通をしないこと、賄賂を受け取らないこと等を誓うのだが、三枝昌貞の起請文は普通の起請文とは違う内容が書かれている。
内容は「信玄様に対して、如何なることにおいても愚痴を言わないこと」。このような起請文は珍しく研究の価値があるのではないだろうか。
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投稿者 | 和泉守 |
管理番号 | 2 |
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カテゴリ名 | 2022信州上田学テキスト |
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