「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル2022」は8/30が最終日。クロージングコンサートを聴きに出かけました。上田からは約90分で草津に着きます。会場に着くなりアルプホルンの演奏での出迎えを受けました。コンサートが終わり、帰りの頃にはさすがに高原らしく周囲がフォギーになっていました。黄泉の国に入り込んでしまったかのようです。
この日はロッシーニの作品が主。シェーンベルク編曲の『セビリアの理髪師』からのピアノ4手連弾の編曲作品3曲は出色でした。ピアノ連弾の演奏も素晴らしい。サン=サーンスの『ピアノ五重奏曲』は初めて聴く曲。こんなにいい曲を書く方だったのかとサン=サーンス再発見でした。
<クロージング・コンサート 曲目と演奏者>
(1) ロッシーニ:序曲~歌劇『アルジェのイタリア女』より(管楽五重奏版)
(2) ロッシーニ:序曲~歌劇『セビリアの理髪師』より(管楽五重奏版)
(3) ロッシーニ:序曲~歌劇『絹のはしご』より(管楽三重奏版)
T.インデアミューレ(Ob)、四戸世紀(Cl)/他
(4) ロッシーニ::オーボエとピアノのための変奏曲 ハ長調
(5) サン=サーンス:オーボエ・ソナタ 二長調 作品166
T.インデアミューレ(Ob)、C.ヒンターフーバー(Pf)
(6) ロッシーニ:(A.シェーベルク編曲):歌劇『セビリアの理髪師』第2幕より抜粋(4手連弾版)
C.ヒンターフーバー(Pf)、C.ヘルマン(Pf)
(7) サン=サーンス:ピアノ五重奏曲 イ短調 作品14
C.ヒンターフーバー(Pf)、クァルテット・エクセルシオ
夏の終わりの8/30、印象深い一日でした。
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