信濃国分寺駅の南側に位置する下堀地区です。
ここには堀川神社があり、今でも地区住民によって守られています。
拝殿は一見シンプルですが、本殿を見ると見事な装飾があります。これは1886年(明治19年)に上田の名工竹内八十吉によって掘られたものです。八十吉は1815年(文化12年)から1898年(明治31年)まで活躍した諏訪立川流の大工で、堀川神社以外にも信濃国分寺の本殿の彫刻も掘っている。
次に下堀地区は養蚕業で栄えていた地区である。その証拠がこの石垣である。
これは、ぼたもち積みと呼ばれる積み方でお金持ちの家しか作ることができない石垣である。https://d-commons.net/upload/4/575/054168_0023_006.jpg養蚕業で儲けていたからこそできる石垣で、当時は養蚕農家それぞれが競い合って家を建てていたそうだ。それほどまでにこの地区の養蚕業は栄えていたそうだ。
最後の石の写真は子孫繁栄を祈願した地蔵様である。真ん中に穴が開いているが、これは触れると子孫繁栄するということで人が触ったのと、子供たちがいたずらをして穴をあけてしまったそうだ。その子供たちはもう高齢になっているが子供がいる人は少ないという。。。
地区コード | 上田市 |
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投稿者 | つもと |
管理番号 | 2 |
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カテゴリ名 | 2022信州上田学テキスト |
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