2017/10/15、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館(歴博)を訪れてきました。目的は、上塩尻の蚕種製造に関わる展示を見学するためです。展示場所は第三展示室の「知識と技術」のコーナーです。
「蚕を飼う」「養蚕技術の普及」「桑の葉の収集」「『蚕書の里』上塩尻村」「商品と技術と風雅の交流」「繭の歴年標本」「世界に知られた日本の養蚕技術」というパネル構成です。このうち、「繭の歴年標本」は奥州本場蚕種の梁川の展示。他は全て上塩尻です。
資料として展示されているものは次のとおりです。
・清水金左衛門『養蚕教弘録』1847
・清水金左衛門『養蚕乾湿計用方』メガルカヤを利用した養蚕乾湿計
・座間神社句合わせ
・いははな集 1800年
・「いははな集」参加村と蚕種の行商先
など。
展示は杉仁氏の著作『近世の地域と在村文化』2001年に基づいているようです。
地区コード | 千葉県 |
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管理番号 | 1066 |
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カテゴリ名 | 私の地域探究 |
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