上田駅から長野大学の道のりで道路と環境が関わることを探してみた。
1枚目の上田駅温泉口近くの写真は普段何気なく見る街路樹の写真である。街路樹には、景観を向上させるメリットや車の排気ガス・騒音などを緩和させる役割、更には夏の強い日差しを和らげるなど沿道の環境を良好に保つメリットがある。また、他にも街路樹があることで道の曲がり方などが分かりやすくなるため、ドライバーの視線誘導にも役立っているとのことである。
2枚目の写真は千曲川の両脇の土手沿いの写真である。土手(堤防)はこの場合川の氾濫を抑え込む役割であるが、その他にも交通渋滞の緩和を促す役割もあり渋滞緩和から排気ガスの充満も減少させることが出来る。
3枚目の写真は別所線の城下駅から赤坂上駅付近の道路の写真であり、電線の地中化が行われている写真である。電線の地中化は、主に街の景観を良くしたり道路の見通しを良くする役割がある。また、災害時には電柱が倒れたり、電線が垂れ下がるなどの危険もなくなる。電線の地中化が行われている場所はとても珍しく、国土交通省のHPには都道府県別の無電中化率というものが掲載されており、長野県は電線の地中化率が1%にも満たないため、この場所は特に珍しいと言える。
上田駅から長野大学を探検してみて、道路と環境の関わりは今回は3点しかわからなかったが、さらに注意深く探検すると発見があるかもしれないと思う。また、上田市ならではの環境との関わりというのはあまり見つけられなかったが、3枚目の電柱の地中化はとても珍しい発見になったと思う。
地区コード | 上田地域(上田市) |
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管理番号 | 1 |
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カテゴリ名 | 2021信州上田学A&Bテキスト |
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